不死鳥

11月11日は、〝中東の不死鳥〟と言われた人物の命日に当たります。


ヤセル・アラファト  元パレスチナ自治政府議長


1929年8月にエルサレム生まれ(とされていますが、異説あり)。 カイロ大学で工学を学んだ後、エジプト軍に入隊。


第二次中東戦争後はパレスチナ解放運動を行い、後にPLO(パレスチナ解放機構)の主流派となるファタハを結成。 ’69年にその議長に就任し、解放運動の指導者となります。


その後はヨルダンとの衝突、レバノンからの追放など紆余曲折を経て、’93年には和平を成立させ、イスラエル・ラビン首相と会見を果たします。


その功績を評価され、’94年にはノーベル平和賞を授与されたものの、その後ラビン首相が暗殺されてしまい、情勢は混沌。 イスラエルの方針転換や新勢力・ハマスの台頭により、アラファト氏は嘗ての指導力を失い、イスラエル・パレスチナ人双方からの信頼を失ってしまいます。


幾度とない危機を乗り越え、「不死鳥」と呼ばれたアラファト氏も、2001年から議長府がイスラエルに包囲され、軟禁状態に。


そして2004年の11月11日、体調悪化のため搬送されたフランスの病院で、75年にわたる波乱万丈の生涯に幕を降ろしたのです。

映画『ザ・ファーム』のラスト近く、トム・クルーズ扮する主人公の弁護士に、マフィアの親分が

「アラファトと同じだナ。 決して同じ場所で寝ない。」

Like Yasser-Arafat,huh? Never a night in the same place.

と話しかけるシーンがありましたが、この一言で彼の人生を端的に言い表しているのかもしれません。

             アラファト議長


生前、私はアラファト氏の姿は時々流される中東関連のニュースでしか見ることがなく、正直「テロ活動の親分」という印象が強かったのですが・・・。


いつだったか、日テレの人気番組『進め!電波少年』で、タレントの松本明子が氏を突撃訪問。

(そんなの絶対会えるワケないだろ!)と思っていたら、なんと彼は松本との面会を受け入れ、笑顔で松本のムチャなお願いを聞いているのを見てから、すっかりイメージが変わったのを覚えています。

だって、松本と一緒に「ゲリラの親分」が2人でカラオケをデュエットで歌ったんですョ。

〝アラファ~ト私が、夢の国ぃ~〟音譜 

って「てんとう虫のサンバ」の替え歌を!驚き顔 ウッソ~

(正確には歌ったのは松本だけでしたが・・・)

よくもまぁ松本明子は銃殺されずに無事帰国できたものです。

あの頃の日テレはムチャクチャ元気がありましたネ~。

おそらく現在の中東は、こんなバカげた企画を持ち込めるような状況ではないでしょうが・・・

いつの日か、このアラファト議長の〝デュエット映像〟を、地域住民の誰もが笑って見られる日が訪れることを願って止みません。笑3



            

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10155947623.html?frm=themeより引用させて頂いております。