勇 気

今日・9月11日は・・・いうまでもなく、あの〝アメリカ同時多発テロ事件〟が起こった日です。

2001年の同夜、私は偶然見ていたニュースステーションの画面が、突然ニューヨークのWTCから濛々と煙が出ているシーンに変わった直後・・・チャンネルをCNNに切り替え、“Breaking News” を固唾を飲んで何時間も見続けたことを覚えています。

4機の民間機がアラブ系テロリストによりハイジャックされ、2機はWTCに激突、1機はペンタゴンに墜落・・・確認されているだけで(飛行機の乗員・乗客246名・消防士343名・警察官23名を含む)2,973人もの犠牲者を出した大惨事でした。

このテロ事件は、イスラム原理主義組織「アルカイダ」による犯行とされていますが、未だにその確たる証拠はなく、現在でもユダヤ人グループ、あるいはアメリカ自身による陰謀説などが囁かれており、多くの謎が残されています。


あれから7年・・・この事件を題材とした様々な映画・ドラマが製作されました。

おそらくTVでは今日あたり、いくつかの関連作品が放映されると思いますが・・・私自身、今まで観た中で最も衝撃的だったのは、2006年に公開された映画


〝 United 93 〟でした。

           United93


別の飛行機が最初にWTCに突っ込む直前、ニューアーク空港を離陸したサンフランシスコ行きユナイテッド航空93便(ボーイング757-222)は、離陸後約30分後にハイジャックされました。


機内電話等で家族と通話した複数の乗客は、これがテロ目的の乗っ取りであることを察知し、有志が飛行機の奪還を試みたのです。


結果的に同機はペンシルバニア州シャンクスビルに墜落、犯人を含む乗員・乗客44人は全員死亡しましたが、テロの目標(合衆国議会議事堂もしくはホワイトハウス?)に到達することはなく、更なる犠牲者を出すことは防がれたのでした。

この映画は、乗客の遺族の殆どから制作の了解を取り付け、数多くの交信記録や記憶を元に可能な限り事実を再現しており、また実際に交信をした管制官や事件に関わった軍関係者等も出演するなど、その内容は「限りなく真実に近いストーリー」という重みをもって、観る者の心を鋭く抉ります。

電話で家族との別れの言葉を交わす者、コクピットへの突入作戦を考える者・・・短い時間の中で交錯する人間模様。


もし、自分があの現場に居合わせたら、果たしてこのような勇気ある行動に出られるのだろうか? 

正直、私は自信が持てません。


もし、家族から「乗っている飛行機がハイジャックされた」という電話が入ったら、自分は咄嗟にどう言ってあげればよいのか?


私には・・・即答ができません。


結末が分かっている映画なのに・・・極限状態における人々の勇気を通して、観る者に大きな感動を与えてくれる秀作だと思います。 機会があれば是非一度ご覧になってみてください。



なお、この飛行機の乗客の1人であったトッド・ピーマー氏が、テロリストらに飛びかかる寸前に発した

“ Let’s roll !” (やってやろうゼ!)

という言葉は、その後アメリカ軍兵士たちが軍用機の機体にペイントするなど、対テロ攻撃に際しての合言葉になったそうです。

それにしても、この事件が起きたのが、9・11・・・。

アメリカの緊急通報電話ダイヤル “911” と合致しているのは、果たして偶然なのでしょうか?


こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10132512106.html?frm=themeより引用させて頂いております。