奇 跡

メジャーリーグや日本のプロ野球では、「史上ベストナイン」を選出しようとするなど、スポーツの世界では、“最強の選手は誰だ?”という話題や論争が時々起こります。

特に格闘技・・・とりわけボクシングの世界では、「モハメド・アリとマイク・タイソンを戦わせたら、どっちが勝つ?」などと、まるで映画 『ロッキー・ザ・ファイナル』 のストーリーそのままの話題が出たりしますネ。

私はTVで実際に試合を見た選手の中で、間違いなく3本指に入ると確信する「歴代最強のボクサー」の一人に、

ジョージ・エドワード・フォアマン (George Edward Foreman)

の名をあげます。

そして彼は、私にとって最も印象深いヘビー級ボクサーでもあるのです。

何といっても彼は2度にわたって〝奇跡の世界タイトルマッチ〟に関わった人物なのですから・・・。

フォアマンは、1949年テキサス州の生まれ。 19歳でメキシコ五輪で金メダルを取り、翌年にプロ入り。

身長192cm・リーチ208cmの恵まれた体格と「象をも倒す」と言われた強打でアッと言う間に世界チャンピオンとなります。

1973年の世界タイトルマッチで、チャンピオンのジョー・フレージャーをたった2Rで吹っ飛ばした試合は世界中を震撼させました。

翌1974年、フレージャーの好敵手だったモハメド・アリがフォアマンに挑戦すると聞いた時、正直私はアリが勝てるとは思えませんでした。

しかし、アリはいつもより緩ませた(?)リングロープを巧みに利用した “ロープ・ア・ドープ” 作戦で持久戦に持ち込み、打ち疲れたフォアマンを逆襲して8Rでマットに沈めるという〝キンシャサの奇跡〟を起こしました。

当分はフォアマン時代が続くと思われていたのですが・・・このアリ戦以降、フォアマンは全く精彩を欠き、1977年に判定負けを喫して引退。

そして、彼は『神の啓示を受けた』と言って、宣教師になったのです。

              ジョージ・フォアマン

                <biggeorge.comより>


しかしその引退から10年後、私は耳を疑いました。 なんとそのフォアマンが現役復帰をするというではありませんか!驚き顔 エ~ッ

青少年の更正施設建設のため、資金稼ぎをするというのです。

リングに立つ彼の姿は・・・以前のように頬がこけ、ライオンが獲物を襲うような鋭い目をしたフォアマンではありませんでした。

2度判定負けを喫し、「やはり無理か」と思われましたが・・・彼はそれでも諦めず、そして遂に1994年の今日・11月5日、彼はマイケル・モーラーにKO勝ち、45歳にして史上最年長の世界チャンピオンとなったのです。クラッカー

その後タイトルを1回防衛して引退しましたが、プロ通算成績

81戦76勝(68KO)5敗、KO率89.5%

は、あのマイク・タイソンをも上回る驚異的な数字です。叫び ス、スゴイ!

〝オレを年寄り扱いするな。

   夢を見ることができる者は

    何でもできるということを教えてやる!〟

カムバック時のフォアマンが発した言葉を噛みしめながら、14年前の今日・11月5日中年ボクサーの起こした奇跡〟をご覧下さい。


          ダウン     ダウン     ダウン

   < http://jp.youtube.com/watch?v=bl1EES1uYVE






こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10148830631.html?frm=themeより引用させて頂いております。