屋 根

2008-09-21 07:05:35
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「大麻騒動」も何のその、大相撲秋場所は何事もなかったかのように開催されています。

場所前にあんな騒動がありながら、国技館は連日多くのお客様が詰めかけているようです。

本当に相撲ファンって有難いものです。 ネッ、武蔵川理事長!笑3

さて、その大相撲・・・今から56年前の今日、1952(昭和27)年9月21日に、それまで四本柱で支えられていた土俵上の屋根が、「吊り屋根」に変わりました。

昔の大相撲は屋外で興業を行っていたため屋根が必要だったのです。

しかし蔵前国技館の完成とともに室内で開催するようになり、本来の役目は必要なくなったのですが、伝統を残し、かつ観客が取り込みを見やすくするため、柱を取り払うという・・・当時としてはまさに「逆転の発想」で、この吊り屋根が登場することとなったようです。

それに柱があったら、力士達だってケガが怖いですょネ。あせあせ

          吊り屋根
      


この屋根の形状は伊勢神宮の神明造りと同じでアルミ軽合金製。

外装は欅(けやき)・檜・杉材を使用し、サイズは縦横10m・高さ8.6m、重さは約6トン

四隅につけられた〝房(ふさ)〟は、四本柱に巻き付けられた色布の名残を残すためのもので、それぞれの季節や神を祀っています。

青房 ・・・ 正面東側    東方の守護神  青龍神  春

赤房 ・・・ 向正面東側  南方の守護神  朱雀神  夏

白房 ・・・ 向正面西側  西方の守護神  白虎神  秋

黒房 ・・・ 正面西側    北方の守護神  玄武神  冬

それぞれの〝神〟は、土俵を守る意味で四隅に祀られており、(お気付きの方もいらっしゃると思いますが、)この四神獣は高松塚古墳の壁画にも描かれているものです。

ちなみにこの〝房〟長さは230cm・太さ70cm・重さ25㎏と、結構な大きさがあります。


房と房を結ぶように屋根を囲っているのが、相撲協会の桜の紋章が染め抜かれた紫色の〝水引幕〟です。


「水は不浄の塵(ちり)を払い、その元は清浄なり」とされ、力士達が精力を尽くして戦い、そのほとばしる熱気を沈めるためと伝えられています。

日本古来の神を祀った、神聖なる土俵で行われる国技・大相撲

シゴキ事件や大麻騒動を起こし続ける現代の親方・力士達は、自らがこの「神聖なる儀式」に関わっているという自覚を、果たしてどれくらい持っているのでしょうか?うー

      

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10140299491.html?frm=themeより引用させて頂いております。