愛 情

昨夜放映された野村克也氏の特集番組。第3回は「野村再生工場」と題して、主にヤクルトの監督時代のエピソードを取り上げていました。



現役引退後解説者となって10年、全く予期していなかった監督就任のオファー。


当時弱小球団だったヤクルトの監督を引き受けた野村氏が、古田選手を弟子として鍛え上げ、広島を自由契約になった小早川選手らにID野球を仕込んで優勝に導くプロセスを追っていました。

         


番組内で野村氏自身が訥々と語る短い言葉に、私は思わず唸るところが多々ありました。



(選手達に)優位感を持たせるのがミーティングの意義


「失敗」とは「成長」という意味である。


投手として成功する第一の条件は「精神力」


人を育てる=自信を育てる


人生とは「人を生かす」こと



どの言葉もシンプルではありますが、70年以上にわたる氏の経験に基づくものだけに含蓄があります。


そして氏の口から出た言葉で私が最も意外あせる(失礼)、というか感銘を受けたのは・・・



『人づくりは“愛情”である!』



ともすると「データ野球」を重要視する野村氏の手法はドライな印象を与えますが、彼の口から出た言葉は“愛情”という二文字でした。


『(監督と選手が)いかに親と子のような関係になれるか・・・。監督のちょっとした一言でやる気が変わる。』


『昔自分が現役だった時、当時の大監督・鶴岡さんからすれ違いざまに一言、“お前、良うなったのう”と言われた。その時の嬉しさを今でも覚えている。』


『監督たる者、発言には十分気をつけなければならない。無神経・不用意な一言のために影で泣く選手がいる。』



・・・いずれもが、野球の監督だけでなく、一般社会におけるリーダー・上司に当てはまる、重い言葉ではないでしょうか。



(番組では取り上げていませんでしたが)1976年、阪神からトレードで南海にやってきた江夏豊投手に、その翌年野村氏は「プロ野球に革命を起こそうというセリフで、先発に拘りながらも血行障害に苦しむ彼をリリーフ(現代のクローザー)に転向させ、見事に“再生”させました。

江夏氏は後に、「もし『革命』と言われなかったら、リリーフ転向は断っただろう」と語ったそうですが、まさに“知将・野村監督”の面目躍如です。

“人を生かすも殺すも言葉次第”


・・・肝に銘じなければ!笑3

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10074236344.html?frm=themeより引用させて頂いております。