
本 選
予想以上(?)の長期戦の末、アメリカ次期大統領選の民主党候補がバラク・オバマ氏に決定しました。
(これで、また当分小浜市はフィーバーが続きそうですネ。)
いよいよ、満を持して待ち構えていた共和党のジョン・マケイン候補との一騎打ちとなるわけです。
最後までヒラリー・クリントン氏と消耗戦を繰り広げた民主党にとって、それが吉と出るか、凶と出るか・・・。
この選挙はアメリカだけに留まらず、日本を含めた全世界に影響がありますから、我々も注目せざるを得ません。
一般的には日本にとってはマケイン氏が勝った方が良い・・・といわれていますが、果たしてどうなのでしょうか?
<民主党・オバマ候補> <共和党・マケイン候補>
アフリカ系アメリカ人で混血。キリスト教徒(プロテスタント)の人権派弁護士だった46歳のオバマ氏。
父・祖父とも海軍大将であり、自身も海軍兵学校出身。パプティストで71歳のマケイン氏。
かなり経歴が違う両候補、政策も相まってかなり白熱した選挙戦になるでしょう。
ところで、アメリカでは独立宣言をした1789年、初代大統領に就任したワシントン氏から数えて現大統領のブッシュ氏まで、43人が大統領になっています。
今までは全てが白人男性であり、唯一カトリックだったJ・F・ケネディ氏を除いて全員がプロテスタントのキリスト教徒。
過半数が任期を全うしている中で、存命中に辞任したのは、ウォーターゲート事件に絡んだニクソン氏ただ一人。一方死亡による離任は、病死が3人。
そしてもうひとつ。アメリカ大統領に関して、避けて通れないのが「暗殺の歴史」。
皆さんは、過去凶弾に倒れた大統領が何人いるかご存知ですか?
16代・リンカーン氏、20代・ガーフィールド氏、25代・マッキンリー氏、そして35代・ケネディ氏の4人なのです。 (※40代・レーガン氏は未遂)
43人中4人が暗殺されている事実・・・これが多いか少ないかは分りません。
リンカーン氏は奴隷解放、ガーフィールド氏は公務員改革、マッキンリー氏は帝国主義化、ケネディ氏は史上最年少での就任や旧ソ連との一触即発(キューバ)危機等、いずれもアメリカ史における大転換期に関わった人でした。
今回、もし史上初の黒人系大統領が誕生するとなれば、否応なく “この不安” はつきまとうかもしれません。
しかし私は、アメリカ国民の・・・いや、21世紀に生きる人類の良識を、民主主義を信じたい。
ただただ安定した国際社会であることを願うばかりです。
・・・ところでオバマ氏、自身を「恥知らず」呼ばわりしていたヒラリー氏を副大統領候補に指名するのでしょうか?
ヒラリー氏本人は「受け入れる用意がある」なんて言ってるそうですけど・・・。
(平気でそう言えるヒラリー氏もサスガというか、凄いというか・・・。)
本選に勝つためなら、女性票取り込みのため、敢えてかつてのライバルをも取り込んじゃうのかな?
この取り合わせ・・・私には、かつての〝小泉純一郎・田中真紀子コンビ〟を思い出すんですょね。
「私が小泉総理の生みの親ヨ!」なんて言っていた女房役も、最後はバッサリ切られて犬猿の仲になってしまったわけですが・・・。
果たして『オバマ・ヒラリー』のアメリカン・ペアの行く末は如何に?
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10102991909.html?frm=themeより引用させて頂いております。

