横 綱

大相撲夏場所は、琴欧州関の “悲願の初優勝” で幕を閉じました。


一時の勢いがすっかり影を潜めていた琴欧州関・・・カド番で迎えた今場所は一転、両横綱を破る大活躍。驚き顔


少々マンネリ気味、かつ悪い話題ばかりが目立っていた昨今の大相撲界が、久しぶりに明るい話題で盛り上がるかもしれません。

以前のようにマスコミや周囲に振り回されることなく、しっかりと地に足つけて来場所を迎えて欲しいものです。

おめでとう! そしてガンバレ! 琴欧州関!! 笑2

          ○○○○○○○○○○○○●○○


偶然ですが、夏場所千秋楽の翌日である今日・5月26日は、不世出の名力士・双葉山(1912-1968)が71年前の1937年(昭和12)年、25歳で横綱昇進(仮免許授与)を果たした日なのです。


179cm・130㎏という、私を横にのみ二回り程膨らませただけあせるの小さな(?)体で、しかも子供の時のケガにより右目が殆ど見えず、また右手の小指が不自由というハンデがありながら、前人未到の69連勝を達成。


年2場所だった当時、3年以上不敗を誇った名横綱でした。


数々の記録が双葉山の偉大さを物語っていますが、私が双葉山を尊敬するところは、横綱としての実績もさることながら、その人間性なのです。


70連勝を安芸の海に阻まれた日の夜、心の師・安岡正篤氏に


「我未だ木鶏たり得ず」


という電報を打った逸話は有名ですが、勝っても敗れても淡々とした態度を変えず、常に精進を怠らぬ真摯な姿勢をして、「双葉の前に双葉無し、双葉の後に双葉無し」と言わしめたのは、やはり格の高さの成せる業だと思うのです。


(※実際に双葉山の四股名は、野球の永久欠番にあたる「止め名」となっているそうです。)


現在の大相撲界を見ると、土俵に相手力士を叩きつけたり、やたらとガッツポーズをしたり、土俵下のインタビューで「毎度っ!」等とリップサービスする横綱が幅を利かせています。


こんな後輩横綱や、自身が継承し名門部屋に育てたはずの時津風部屋では「集団暴行事件」も起きてしまう体たらくを見て、さぞ双葉山関は嘆いていることでしょう。



『横綱推擧状』に書かれている文言はこうです。


〝 品格力量抜群に付き横綱に推擧す 〟

いったい日本相撲協会は、大相撲を総合格闘技の如く“一大エンターテイメント”にするつもりなのか?

それとも古来の「礼を重視する相撲道」に回帰するのでしょうか・・・。


            横綱列伝

双葉山、(先代)若乃花、そして今日68回目の誕生日を迎えた大鵬の三横綱が、かつて執筆した日経新聞のコラム・「私の履歴書」を読むと、名横綱たちの若き日の苦労や“横綱の重責“を担う苦悩などが感じ取れます。


果たして今の現役力士で、将来このコラムの執筆依頼をされるような品格力量抜群の「名横綱」は現れるのでしょうか?


少なくとも、取り組み後に土俵上でガンの飛ばし合いしているような現横綱のお二人さんは無理でしょうけど。うー イイカゲンニシロヨ!






こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10097561366.html?frm=themeより引用させて頂いております。