無 敵

2008-06-17 07:05:15
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1985年の今日・6月17日、日本柔道界最強といわれた山下泰裕氏が引退を発表しました。


前人未到の203連勝を記録し、負けぬまま引退した「史上最強」の柔道家でした。


全日本選手権9連覇、世界選手権95kg級3連覇、等々・・・。


私の1つ年上というほぼ同年代だったので、彼の活躍は我がことのように嬉しかったものです。


何と言っても忘れられないのが、1984年のロス五輪。


絶頂期だった頃の1980年・モスクワ五輪をボイコットにより不参加を余儀なくされ、待ちに待って望んだ大会でしたが、2回戦で肉離れを負うアクシデントに見舞われます。


足を引きずりながら必死に戦う山下選手・・・決勝でエジプトのラシュワン選手を横四方固めの押さえ込み一本で勝った瞬間は思わず声をあげてバンザイ! 表彰式でメインポールに掲揚される日の丸を見て涙ぐむ山下選手の姿に、私も思わずもらい泣きしたことを記憶しています。


(ちなみにこの決勝戦、ラシュワン選手は山下選手の痛めた右足を攻めなかった・・・という美談が一時期流れましたが、実際は「バンバン蹴ってきた」<山下選手・談>そうです。)あせあせ

              山下泰裕

ロス五輪・優勝して胴上げされる山下選手 (サンスポ.comより)


強さばかりが伝えられる山下選手でしたが、かつて園遊会に招かれ、昭和天皇から「骨が折れますか?」と訪ねられ、「はい、昨年骨折しました。」と答えて周囲を笑わせたという、氏の真面目さを物語る微笑ましいエピソードも残しています。またロス五輪直後には国民栄誉賞も授与されました。


大学時代、同期だった柔道部員をして、『仙人級の強さ』と言わしめた山下氏・・・私は彼を非常に尊敬しているのですが、それは柔道家としての実績に対して、というよりも、彼の謙虚かつ誠実な言動・態度に感銘を受けるからなのです。

数年前、山下氏の講演会に出席する機会がありましたが、現役時代はもちろん日本チームの監督としても実績を残していたにも拘わらず、その内容は常に謙虚かつ向上心に満ち溢れるものでした。


「サスガだなぁ・・・。」


ますます畏敬の念を持ちつつ、ミーハーな私は講演会終了後、山下氏にサインをもらいに行き、握手をしてもらいました。


まぁ~、その右手の分厚かったこと! 叫び ウッソ~


私の掌の倍近い厚みがありました。 多分ヒグマと握手するとこんなだろ~なあって感じ・・・? (_ _)/☆ コラコラ


世界一を獲る人間はあらゆる意味でスケールが違いますネ。


これからは、井上康生氏などを優秀な指導者として育て上げ、日本柔道のためだけでなく、世界の “JUDO” 発展のために力を発揮してもらいたいものです。


私も山下氏から、もっともっと学ばせていただきます。笑2




こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10101737824.html?frm=themeより引用させて頂いております。