発 祥

2008-04-06 07:07:07
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8月に開催される予定の北京オリンピック・・・チベット問題の余波で、残念ながら開会式のボイコットや、一部選手による競技の棄権表明、また聖火リレーの妨害などのニュースが耳に入ってきます。


「平和の祭典」であるべきオリンピックですから、何とか無事に開催してもらいたいものですが、これから3ヶ月間、果たしてどのように事態は推移していくのでしょう?


さてその“オリンピック”・・・といえば、クーベルタン男爵(フランス)の提唱により、アテネで第一回大会が開催されたことをご存知の方も多いと思います。


実は今日4月6日は、1896年にその第一回オリンピックの開会式が行われた日なのです。

           1896 アテネ五輪


この大会は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・ギリシャなど、14カ国・241人の選手の参加により4月15日まで、8競技<陸上・競泳・体操(ウエイトリフティング含む!)・レスリング・フェンシング・射撃・自転車・テニス>、43種目で熱戦が繰り広げられました。


「女性が観客の対象になるのは好ましくない」というクーベルタン男爵の優しい(?)意向で、参加選手は男性のみだったようです。(もっとも、次の大会ではもう女性選手の参加は認められたようですが。)


当時は国の威信をかけて・・・というより、各スポーツクラブ・団体等を通した「個人参加」での出場という形だったため、複数国の混合チームがあったようです。

現にテニスのダブルスでは英・独の混合ペアが優勝したのだそうな。


まさに“参加することに意義がある”という、クーベルタン男爵の意向通りの大会ですね。笑2


陸上競技は、現在と反対方向の「時計回り」で行われ、“オリンピックの華”マラソンは地元ギリシャの羊飼いあせあせ スピリドル・ルイスが2時間58分50秒で優勝、但し距離は36.75kmだったそうです。

              アテネ 銀メダル

         <ゼウス神をモチーフにしたアテネ五輪のメダル>

           
この大会では、優勝者には銀メダル()、2位に銅メダルが授与され金メダルは無かったのだそうです。


他にも現在のオリンピックでは考えられないエピソードは沢山あるのですが、私が一番驚いたのは「競泳」の競技方法です。

競技は全て海(湾内)で行われたそうで、中でも最も長い距離の1,200m自由形では、各選手は船でスタート地点の沖合いまで連れていかれ、そこから介添えもなく一人で岸まで泳がされたとかビックリマーク


この種目と100m自由形の2種目を制した、アルフリッド・ハヨシュ(ハンガリー)は競技後に、


「海水が冷たくて、もし痙攣したら・・・と思うと恐怖で震えた。勝利への欲求よりも、“生きよう”という気持ちのほうが遥かに勝っていた」


という恐ろしいコメントを残しています。


いやはや当時のオリンピックはまさに“命懸け”だったんですね。あせあせ



ところで北京オリンピックの聖火リレー・・・来月には国の威信をかけてエベレスト山頂に登頂させる計画だとか。


それはそれで結構(やらされる人は失敗が許されないでしょうから、物凄いプレッシャーでしょうネ)ですけれど、とにもかくにも、無事オリンピックが開催されるよう、チベット問題に関しての中国当局の善処に期待しましょう。うー ムリカナ~・・・

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10085203837.html?frm=themeより引用させて頂いております。