
社 長
多分そうなるだろうとは思っていましたが、遂にあの島耕作氏が来月、初芝電気産業の社長に就任するのだそうです。
「誠におめでとうございます!」 ・・・って、ご存知の通り、コミックでのオハナシですけどね。
1983年に『課長 島耕作』としてスタートしたこのビジネスコミック。
(ちなみにこの主人公の名は、作者・弘兼憲史氏が大好きな加山雄三氏のペンネーム『弾耕作』に由来するのだそうです。)
私のサラリーマン時代に並行してず~っと連載が続き、一旦終了したものの、’92年に『部長 島耕作』としてすぐに復活、以降2002年に取締役、’05年に常務、’06年に専務と順調に出世街道を驀進してきた主人公。
英語はペラペラで、バツイチでありながら何故か女性にモテモテ。
途中クビになりかけたり、海外に飛ばされたりしているのに、必ずビッグ・プロジェクトを成功させたり、上司に恵まれる島耕作。
漫才の大木こだまじゃないですけど、実社会では
「そんなヤツおらんやろ~!」 チッチキチー
と、ツッコミ入れたくなるようなストーリーなんですが・・・何故か読んじゃうんですョネ。
人気の秘密は、その時々の社会現象をタイムリーに取り入れた設定の中に、多少“非現実的”ながらも、多くのサラリーマンと等身大の主人公を活躍させることにより、読者に「もしかしたら、自分も・・・」という淡い期待を抱かせる、そして思わず応援したくなるところなのかも。
・・・と、私は思うのですが、島耕作ファンの皆さんはどう思われるのでしょうか?
さてさて『社長・島耕作』、これから巨大企業初芝電気産業をどう舵取りしていくのでしょうか?
そして最近ご無沙汰(?)の典子ママはどう絡むのか?
はたまた大町久美子との関係は?
まさか、大町久美子と結婚して初芝電産の大株主を手中に収め、会長・相談役となっても権力を持ち続けて院政を敷く・・・なぁんてヤボな終わり方だけは止めて欲しいものです。 (^o^;ソンナアホナ
ところで弘兼先生の作品、その他にも『人間交差点』など優れた社会派コミックが多いのですが、『加治隆介の儀』の主人公みたいな政治家・総理大臣が出てこないかな~・・・と最近切実に思うのです。
でも・・・それって、やっぱり無理な相談でしょうかネ?
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10084871602.html?frm=themeより引用させて頂いております。

