
SAS
今朝も東京は快晴!
最高気温も20℃を超えるとか・・・。季節はもう春から初夏?
さてさて、SAS・・・といってもスカンジナビア航空じゃないですョ。
『睡眠時無呼吸症候群』(Sleep Apnea Syndrome)についてです。
先日、NHK-TVでこのSASを特集していました。
一般的には、5秒以上の無呼吸状態が1時間に5回以上発生する場合をSASと認定しているようですが、番組に出演(?)した方の実例は、凄まじいイビキとピタッと止まる呼吸の繰り返しで、見ていて「ギョッ!」としました。
無呼吸状態の時間を合計すると、一晩で5時間を越える・・・これでは昼間、猛烈な睡魔に襲われるのは無理のないことです。
この症状が続くと、毎晩のように心臓に負担がかかり続け、やがては心房細動を引き起こして血栓ができ、それがやがて脳卒中を発症させる・・・非常に恐ろしい病気だそうです。
以前からこの症状は「肥満の方に発症しやすい」と聞いていましたが、幸い私には今のところこの症状が出ていないようです。
女房に聞いても、激しいイビキや、呼吸停止はないとのこと。
「太っているのになぜ自分は大丈夫なんだ?」と不思議だったのですが、番組を見ていて納得しました。
『アゴが小さい』ことが、この症状を引き起こす大きな要因なんですね。
幸いにも、私はアゴのエラが張っているんですワ。(の顔写真参照)
無呼吸状態は、睡眠中に舌が気道を塞ぐことにより引き起こされるのですが、アゴが小さい方は舌の収まり場所が狭くなるため、どうしても寝ている時に気道方向に落ちてきてしまうのだそうです。
太古の昔、類人猿の時代には、この症状はなかったと推測されるそうです。
ところが人類が石器を発明し、柔らかい食べ物を摂るようになってから噛む力が必要なくなり、徐々にアゴが小さくなってきて、この症状が出やすい骨格になっていったのだとか・・・。
そして、人類が他の動物と違って言葉を喋れるのは、舌と喉が発達しているためであり、それ故にこの症状が出やすくなった・・・すなわち人類が文明の発達と引き換えに被る『宿命の病』だというハナシには少々驚きました。
現代では、この症状を抱える子供さんが増えているのだとか。
やはりアゴが小さい、いわゆる“しょうゆ顔”の子が多くなっているのが原因のようです。
子供の頃から硬い食べ物を摂らせてアゴを鍛えないと、将来40~50歳代で突然死してしまう可能性が高まるようです。
そういえば、子供の頃の私は、おやつでも煎餅やベビーラーメンのような固いものをバリボリとよく食べてましたっけ・・・。
今、小さなお子さんをお持ちの親御さんは、子供のために是非固いものを食べさせましょう!
ちなみにこの症状は人類特有のものだそうですが、唯一の例外があるのだそうです。
それは・・・
そう、「ブルドック」なんですって。
顔の形を改良していく過程で、他の犬種に比べて気道が狭められたからなのだとか。
・・・人類も罪なことをするものです。
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10088124224.html?frm=themeより引用させて頂いております。

