ラグビーW杯の「美談」と「規約違反」

ラグビーW杯、いよいよ大詰めに近づいてきました。
日本代表の予想を上回る大活躍は「にわかファン」が流行語になるくらいの勢いです。

そんな中で、ラグビーのチケット関連でいくつか気になった報道がありました。


「今すぐ東京スタジアムに走れ!」南ア戦直前、アイルランドサポーターからもらった一生もののプレゼント
アイルランド人男性は「今日の日本戦のチケットをあげるから、今すぐ東京スタジアムに行け!」と、日本―南ア戦の観戦チケットをプレゼントしてくれたそうだ。

日本の快進撃の裏でアイルランドサポーター困惑 ラグビーW杯、都内でチケット交換会
17日には、転売ではなく、交換のみを目的とした「チケット交換会」が都内で開催された。

こうしたチケットの「交換」も「無償譲渡」も、W杯チケット観戦規約違反です。
https://info.tickets.rugbyworldcup.com/tickettc-ja/
(4)その形式又は方法の如何を問わず、チケットを第三者に転売し、提供し、処分し又はこれを入手可能な状態に置く(オークション又はインターネットオークションへの出品を含みますが、これに限定されるものではありません。)目的で購入又は入手することは固く禁止します。

W杯組織委員会はこうした報道に厳重に抗議するべきでしょう。
「美談なら規約を破って良い」というのなら、規約を定めた意味がありません。
・・・というのはもちろん皮肉です。

しかし、チケットが電子化され、シェアリングエコノミーが普及した中で
わざわざリアルに集まってチケット交換会を開かざるを得ないというのは、どうなんでしょう。
カーチス・ルメイ司令が見たら「爆弾無しで石器時代に戻っとるがな」と言いそうです。

チケット不正転売禁止法の制定で、チケット譲渡・売買における違法な部分と合法な部分が明確化された現在、法に抵触しない範囲での譲渡・売買については認めていくことが消費者としての利益に適うことは明白ですし、プロスポーツや音楽でも、興行主の都合ではなくファン本位で、チケットの取り扱いの自由度を高めていくことが必要でしょう。

ちなみに私自身も9/20の開幕戦を見に行きました。
当社チケットストリートではラグビーW杯のチケットは扱いを自粛していたので、海外サービスのviagogoで当日にチケットを購入、手数料込みでほぼ定価でした。

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なお、viagogoについては消費者庁から名指しで注意喚起が出ています。
チケット転売の仲介サイト「viagogo」に関する注意喚起
スイス法人なので、国内法ガン無視です。困ったものです・・・

今週末の準決勝、そして決勝戦、楽しみですね。

あと、日本シリーズも佳境です。
今シーズンは、チケットストリートとして「ファイターズ」「マリーンズ」「バファローズ」3球団からの公認を頂いたこともあって、野球ファンの認知度が大きく向上し、CSや日本シリーズのチケットも多数のお取引をいただいています。
特にCSファイナルの東京ドーム戦では、ベイスターズの敗北が決定した瞬間から大量のチケットが出品され、定価以下での取引となったケースも相当数に上りました。

現時点でソフトバンクが王手をかけた状況ですが・・・ぜひ第7戦まで開催いただきたく、
「巨人はロッテより弱い」とか、どなたか口走ってもらえないでしょうかね・・・w

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