
常務がドライヤー!?
先ほど常務が工場のH課長に「ドライヤー持ってきて」と内線をかけていました。
「えっ 常務がドライヤー
」
と私は耳を疑いました
常務を知っている方なら、私のこの言葉をすぐに理解していただけると思います
だって常務は・・・スキンヘッドなんです
しかもスキンヘッドになって、もう三十数年
年季の入ったスキンヘッド
そんじゃそこらの“にわかスキンヘッド”とはワケが違います
毎日髪を剃っているスキンヘッドの常務に、ドライヤーは一番無縁のもの。
だからびっくりしたんです
そんな私の心を察してか、すかさず常務は「社長、『なんで常務ドライヤー』って今不思議に思ったやろうが〜
」と言います
「いやいや、そんなことは思ってませんよ・・・ それにしても一体何にドライヤーを使うんですか
しかもなんで工場にドライヤーなんてあるんですか
」と尋ねると、「工場でも何かを乾かしたりドライヤーはいろいろと使うとよ」と言います。
そして数分後、工場のH課長がドライヤーを手に事務所にやってきました。
H課長もニヤニヤしながら常務にドライヤーを手渡しています
(きっと私と同じことを考えていたに違いありません)
常務の机には分解した電子ばかり。
ドライヤーを手にすると、分解した電子ばかりに温風を当て始めました。
聞くと、電子ばかりにエラー表示が出たらしく・・・だからドライヤーの風を当てているとのことですが、どうして故障した電子ばかりに風を当てるのか、私にはさっぱり意味が分かりません。
しかし、数分風を当てて電源を入れてみると・・・
↑ なんとゼロ表示が出ました
なんで直ったのか、ますます意味が分かりません
映らなくなったテレビを叩くようなもの
・・・きっと常務が長年に渡り培ってきた知恵があるのでしょう
しかし工場では重さを量る大事な電子ばかり。
本当に治ったのかをきちんと確認してから使っていこうと思います
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