
酒造会社が生き残るために
私は、酒造会社(酒蔵)の経営支援をすることがあります。国内の日本酒市場は縮小傾向にあります。その原因は、成人が酒を飲まなくなってきたからです。健康志向の高まり、飲酒を必要とする会食の減少、飲酒運転の厳罰化等が要因として考えられます。一方で、和食が世界遺産登録になったこともあり、輸出は増加傾向があります。(画像参照、出典「酒レポート平成31年3月」)
酒造会社が生き残るために、私は下記の必要性を説明しています。
・国内向けに、他にはない独自商品や高級商品を開発する。
・店内改装などにより、ツアー客(酒造ツーリズム)を呼び込めるようにする。
・国や地方公共団体の補助金を積極的に活用し、設備の近代化を図る。
・生産性を向上させ、売上高と収益率を増加させる。
・日本酒のグローバル化に対応した、外国人受けする商品を開発する
・JETROと協力して、海外販売を伸ばす。
・将来は、酒の現地生産を考える。
国の政策も後押ししています。需給調整もあり、現在は新規の製造免許を出していません。しかし、輸出の目的に限り新規参入を許可する方針です。日本酒は世界的に注目が高まっており、日本の魅力の1つとして、認知拡大が期待される分野だからです。
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